【なぜかすごくエロイ】「惡の華」の押見修造が描く吸血鬼漫画「ハピネス」を読むべき

      2016/01/22

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地味めな女の子が一番エロイ。

E.A.T blogをお読みいただきありがとうございます。
きょん。(@sisyokunosinku)です。

「惡の華」の作者と言えばわかる方も多いのではないでしょうか?そう「このクソムシどもめ」の押見修造先生ですね。

押見先生の新作は吸血鬼もの。吸血鬼というとどちらかと女性ウケがいいジャンルですよね。たが、そこは押見先生。なぜかエロい、とにかくエロイ。直接的な描写はありません。でもエロイんです。(俺はなにをいってるんだろうか…)

このマンガの魅力を紹介していきますよ!(ネタバレ含むかもなので、嫌な人は逃げるんだ。ただ、感想なので知ってて読んでも全然問題ないと思う。)

 

ストーリー

IMG_1018Amazonからほい。

「このまま死ぬ? それとも、同じになる?」。謎の少女に襲われ、決断を迫られたあの夜──。幸せでも、不幸でもなかった僕のありきたりな日常は、跡形もなく壊れてしまった…。『惡の華』押見修造が描く、鮮血のダークヒーロー奇譚!

謎の少女に襲われ、決断を迫られたあの夜──。幸せでも、不幸でもなかった僕のありきたりな日常は、跡形もなく壊れてしまった…。首筋に残った“傷”。何かを求めて、止まない“渇き”。冴えない高校生だった、岡崎を待ち受ける運命とは…!?

 

こんな感じのストーリー。ただこれを読むと何か深刻な感じがするのですが、東京グールのような血で血を洗う様な抗争が始まるわけではありません。描かれるのは吸血鬼になった主人公の「血が吸いたい」という欲望、そしてそれを受け入れるような、あざわらうような少女、さらに少年を吸血鬼にした存在。

人の欲望、「寝たい」「食べたい」「エロイ事したい」に追加された欲望「血が吸いたい」。そんな欲求を主人公はどうしていくのか。続きがとても気になります。

 

地味めな女の子が可愛い、ってかエロイ

IMG_1019「欲望」をメインに描くマンガ。だからこそ、作者は読者の欲望もわかってる。主人公の学校のクラスメイトには派手でイケメンと付き合ってる女の子や、可愛い女の子がいっぱいいる。でも、主人公を受け入れるのは少し地味めな一重の女の子。

いや~、これはずるい。ずるいでしょう。

これぞ押見先生。微妙な感情の機微、そこから生まれる主従関係。これを描かせたら右に出るものはいない。吸血鬼と言うテーマは主従を際立たせて、混乱させるためのモチーフになっている。吸血鬼漫画であって、吸血鬼漫画ではない。超面白い。

 

テンポがとにかくいい

IMG_1020これは重要だから毎回言うんだが、1巻読み終えて「えっもう終わり?」って漫画は好きだなあ。

絵から伝わるキャラの感情。そこを省略しないで描き切るからこそ大きな変化や展開が必要ない。描かれているのはすごく小さな世界。主人公の感情や、特定の人物の不敵さでしかないんだけども、面白い。

大風呂敷を広げて回収していく漫画も面白いけど、すごく小さな世界を拡大して描くマンガも素晴らしい。そんなことを再確認させてくれる作品。

まだ2巻までしかでてないので、みんな見よう。毎回言ってるけどこれも今後絶対話題になる。超おすすめな漫画です。

※画像は「ハピネス」単行本1巻からの引用です。

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「惡の華」といえば実写をアニメ絵に起こしたのも話題になりましたね。「欲望」を描くマンガ「ハピネス」はぜひとも、視聴者の欲望を掻き立てるような形でアニメ化してほしいです。

それでは~。

 - 吸血鬼