【気持ち悪くて、カッコいい】新しいヒーロー漫画「HIKARI-MAN」がおもしろい

      2016/01/22

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こんな主人公を待っていた。

E.A.T blogをお読みいただきありがとうございます。
きょん。(@sisyokunosinku)です。

「ホムンクルス」や「殺し屋1」で知られる山本英夫さんの新作漫画。山本先生というとダークなストーリーを想像しますが、今回は誰にとっても読みやすい漫画になってます。インタビューの中で、

「ホムンクルス」のときはちょっと批判的な、変わった色合いが強かったので、同じようなネタを並べないようにとは思っていました。同じようなダークなネタもストックとしてはあったんですけど今回は、より違ったものを目指したというか。

と語っておられたので、意識的にそうしてるのでしょうね。

言葉少なく、でも絵からリアルな感情が伝わってくる。テンポが良すぎる漫画ですよ。

(以下、ネタバレ含むと思いますので、嫌だという人は離脱してね。内容知って困る話じゃないけど。)

 

ストーリー

IMG_1016Amazonの商品情報からほい。

『ホムンクルス』『殺し屋1』の鬼才・山本英夫が描く巨弾新連載、始動。

彼は、ヒーローになった。

白池 光(しろち ひかり)は、クラスでも全く目立たない
地味めの高校男子。家では格闘ゲームとPC改造に
明け暮れる気弱な電脳オタク少年だ。
極めて平凡な光だが、実は人並み外れた『電気感受性』を
持っていて、静電気のため保健室に運ばれることもしょっちゅう。
そんな彼が自宅のPCでいつもの格闘ゲームに興じていると、
自分の体内から意識と血流だけがPCに吸い込まれ、
電気の通っている所を自由自在に行き来するという
驚異の現象が起きる…!
さらに自分の姿を鏡で見てみると…!!!!?

ストーリーはこんな感じ。

冴えないオタクだった主人公がある日大きな力を得ると。ありきたりなストーリーのようにも思えますが、描くのが山本先生だと一味も二味も違ってきます。

 

リアルな状況設定

IMG_1013ヒーロー物ってどこか非日常的になってしまう所があるのですが、このマンガは違和感を感じさせない。「ある日突然力を得た」というのも現実に存在する帯電体質や、脳から発せられる電気信号といった物から派生して考えられています。もちろん、トンデモ科学ではあるのですが、どこか現実的で主人公への感情移入を容易にしてくれます。

さらに、描かれる日常はさらにリアルで残酷。いじめっ子にボコボコにされたり、局部の写真を撮られて脅されたり、ヤバい奴が家にまで来たり。「もうやめてっ」というくらい、リアルにありそうで精神を削ってくる日常が描かれます。

だからこそ主人公が敵を倒す瞬間は爽快!!超楽しいです。

自分としては善悪の区別がない漫画、絶対悪が存在しない漫画が好きなのですが、ここまで「悪」を見せられて面白いと、すごいなと思うしかありません。

 

テンポがとにかくいい

IMG_1015山本先生が以下のように、

僕は「ホムンクルス」が終わってから、原作者としてやってきたいと思った瞬間があるくらい、どっちかというとお話を読んでほしいタイプだったんですけ ど……今回はちょっと、絵に力が入っているので、そこを読んでほしいかな。歌でいうと、詞よりもメロディを楽しんでほしいというか。それこそ雑誌を手に 取って、活字は読まなくとも、絵だけは見てほしいです。それだけで多分、伝わるものがあると思うので。

これは超納得。絵だけでも楽しめる。絵だけでもキャラの感情、喜怒哀楽がわかるようになってます。

そこを際立たせるように、言葉は少なめ。サクサク読めて、楽しめる。私は単行本派なので嬉しいのですが、雑誌で読んでる方は少しやきもきするかもしれませんね。

とにかく本当にもう面白いので、まだ2巻ですし絶対読んで。なにかにランクインすることは間違いない。今から読んで「知ってたよ」ってドヤ顔しよう。

※画像は「HIKARI-MAN」単行本1巻からの引用です。

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いかがだったでしょうか?やっぱり良く考えられてるマンガ、テンポの良い漫画は面白いですね。面白い漫画これからも紹介します~。それでは。

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